もっとまとめるつもりでしたが、他にも書きたいことがあるので一旦投下。
私は孤独でした。仕事に追われ、毎日何十人もの人と会話をして、家に帰れば
家族も居て、ほとんど一人になることはありませんでしたが完全に独りぼっちで
した。自分の考えに支配され、周りの人を疑い、敵視し、自分を守ろうと必死で
した。弱みを見せればつけこまれると考え、誰にも相談できず、世界は自分とは
関係の無い軸で回っていて、私はここに要るべき人間ではない、消えてしまいた
いと思うようになりました。先輩からの指示はきつく、何度も発作を起こしまし
た。1日効く安定剤を飲みながら、さらに頓服の薬を何度も飲み完全に薬漬けで
した。それでも楽になるのはほんの一瞬でした。その先輩は1年上の人で、今は
辞めて居ませんが、当時プロジェクトマネージャーの練習をしていたと思います。
周りの人が思い通りに動かず、気を遣わず指示できるのが私だけで、雑用をいつ
もやらされました。私は当時広い範囲のオーダーを一つにまとめる新しいシステ
ムと、看護師と医師の詳細な指示に使う非常に要望が多く、打ち合わせ内容が堂
々巡りになるシステムを担当していました。そして今は販売停止になったそのパッ
ケージは稼動直前まで仕様がはっきりせず、お客様には説明が上手くできず、開
発元に問い合わせても明確な回答が無く、悲惨な状態でした。こんな中で雑用を
やる余裕がない&雑用を当たり前のように指示されるような立場ではないと思っ
ていました。(私は自分の仕事をやっている!)とにかく忙しい振りをしました。
仕事が無いように見せると、雑用をどんどんやらされる。自分の作業が終わって
いても、早く帰ることは嫌がられ、手が空いているなら残って先輩の手伝いをす
るのが当たり前と思われていたので、できるだけ先輩から離れた場所で仕事をし、
仕事が終わっても何もせず残っていることが多くなりました。社内の人が居る部
屋に帰るときの挨拶をしに行くのも怖くなり黙って帰ることも多々あり、部長か
ら注意を受けたりもしました。病気であることを公表した後も、大量の仕事を任
されるのが怖くて、忙しい振りをし続けました。手持ち無沙汰で仕事が無いこと
がどれだけ辛いか思い知りましたが、けして暇だとは言いませんでした。怖くて
仕方がありませんでした。
それから約一年半の休職で完全に会社とは切り離れて生活をしました。私は何
もしていなかったわけではありません。仕事が無くても、自分のこと、家族のこ
と、そして友達のことと、忙しく毎日を過ごしました。会社に行かない分のエネ
ルギーを消費しようとするかのごとくmixiに夢中になり、オフ会で過剰に人との
交流を求め、悩み、疲れていました。途中病院を変えたり、何度も薬を変更し、
自分に合ったものになるまで相当な時間がかかりました。ある時期から症状も安
定し、発作も起こりにくくなってきましたが、それは薬が合ったからなのか、自
分の考え方に変化があったのかは定かではありません。その頃はオンラインゲー
ムに夢中になり、睡眠のリズムも狂っていましたが、他人との直接会ってのコミ
ュニケーションはほとんど皆無だったと思います。私は暇にはなりませんでした。
時間があれば何か夢中になれることを見つけ、それに没頭するのだということが
わかりました。暇になるのは嫌なのだと。そして人との交流が基本的に好きだと
いうこと。人に弱みを見せるのが嫌なこと、自尊心が強く、他人に頼ることを嫌
い独断的なこと。そんな自分の性格を知らなかったわけではないのですが、考え
ることがありませんでした。認めたくもありませんでした。独りにならなければ。
復職しようとして活動し始めた時、会社には期待はしていませんでしたし、転
職も考えました。ですが思いのほか会社は協力的でした。誰も攻撃してくる人は
いませんでした。皆、体調のことを考えてくれ、無理をしないようにと言うだけ
で、休んでいたことを責める人もおらず私は何と戦っていたのかわからなくなり
ました。たぶん自分です。産業医との面談で自分の口から「しんどくなったとき
は部長に相談する」「何でも言えるようにして自分の事を知ってもらう」と出て
きたのには驚きました。それが出来れば辛い思いをしなくて済んだんじゃないか。
部長や上司は自分を攻撃する。怖いと思っていましたが、同じように給料を貰っ
ているわけで、部長や上司は部下が相談すれば、聞かなければいけないし、病気
になったりしないように注意する必要があると、よく考えなくても当たり前のこ
とに気づきました。仲間だと思えるようになりました。誰も私を攻撃しようとは
思っていませんでした。先輩のことも部長にはっきり言えば良かったと思います。
部長が駄目なら、もっと上は居ますし、どうにもならなくても全社のメーリング
リストに流したり、インターネット上に書けば会社は困るし、対処しなくてはい
けなくなるに決まっています。あがけば出来ることはいくらでもありました。何
故しなかったのか。自分の味方をしてもらえる自信がなかったから。自分が正し
いという自信が無かったから。私が間違っているかもしれないと思っていたから。
そしてそれを認めたくなかった。私は卑怯で弱い人間です。
復職してみて思ったことは、周りは自分が思っているほど私のことを気にして
いないということ(いい意味で)、そして自分が卑怯で弱い人間だということ、
自分を知ってもらうためには他人に自分のことを話して、わかってもらう必要が
あるということ・・・。上手く文章にすることはできませんが何かしらの成長が
あったのだと思います。