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成分(一般名):マレイン酸フルボキサミン
■ルボックスの効能
うつ病及びうつ状態、強迫性障害、摂食障害、過食嘔吐、月経前不快気分障害、パニック障害など
■ルボックスの概要
ルボックスは、1999年に我が国で認可された、新しいタイプの抗うつ剤で「選択的セロトニン再取込阻害薬(SSRI)」と括られるグループの製品です。同効薬に「デプロメール」があります。
ルボックスは、この分野における我が国初登場のクスリです。セロトニン系と呼ばれる神経のみに働くのが特徴です。
「余計なところには作用しない」というこのルボックスの特性により、今までに多かった抗うつ剤の副作用(口が渇いたり、便秘、立ちくらみなど)が大幅に軽減されています。
ルボックスは、適応症としてうつ病及びうつ状態、強迫性障害が挙げられております。また摂食障害、パニック障害などに応用されることがあるようです。
また、ルボックスは、古いタイプの抗鬱剤の最も危険な部分、それは「大量服用で死に至ることがある」ことが解消されています。正確には分かりませんが、ルボックスは数百錠を服用しても死に至ることは無いとの話を聞いたことがあります。よって、抗鬱剤を大量に服用して自殺しようというような症状の方にも処方しやすい様です。
しかしながらルボックスは、作用がとてもマイルドなので、クスリによるバシッとした変化を望む人には不評のようです。
ルボックスは初診時などにデパスなどの抗不安薬と一緒に出される場合も少なくありません。
ルボックスには25mgと50mg錠があります。薬価は25mg錠は53.2円、50mg錠は93.7円と、薬価がまだまだ高い点もネックです。
■ルボックスの副作用
ルボックスは、副作用の少なさがウリなのですが、実は副作用が大変多く発現しているようです。多いのは「飲み始めの吐き気」です。これは人によりますが、2週間程度で治まる方もいれば、ずっと吐き気が続いてしまう場合もあります。
ルボックスには禁断症状もあると言われています。長い間ルボックスを飲み続けている時に、突然飲むのをやめると、「耳鳴り」や「空間がゆがんで見えるという状態」そして「手足の震えが起きた」といった症状が報告されているようです。一度服用したら、あとは医師の指示通り続けることが大切です。
また、ルボックスに特異な副作用として「セロトニン症候群」があります。私も体験しましたが、ひどい発汗や体のふるえ、そして発熱といった症状が希にですが出るようです。おかしいと思ったら、すぐに医師に連絡した方が無難です。
■ルボックスへの私見
私がルボックスを飲んだ感想としては、飲み始めの頃は吐き気が強く出て気持ち悪い思いをし、それでも我慢し2週間くらい飲み続けて「不快感」は無くなりました。
しかしながら、ルボックスを飲んでいたときは、手の震えや便秘の症状は私の場合は出ませんでした。古いタイプの抗うつ剤よりは確かに副作用は少ないのかなと思いました。
ルボックスは、非常に良いおクスリだとは思いますが、ある程度処方量が増えないと効果を実感することはできないのではないかと思います。
個人的にはアモキサンとルボックスの組み合わせがオススメの処方です。
トレドミンが効く方はそれもオススメですが。


